その後、Vine Linux 環境での webalizer が忘れなれないので独自にリビルドする事にしました
Vine Linux の頃からお世話になっている所からソースを入手してきました
ちなみに、このソースは Vine Linux 環境用のです
【事前準備】
リビルドする前に以下のソフト類が必要になるので注意してください。
gd-devel
libpng-devel
freetype-devel
筆者は独自にコンパイルして導入してます
【注意事項】
筆者の技能では、事前にMakefileを作成する方法が不明な為に
事前にリビルドを実行後、Makefile 部分を抽出して編集しました。
また、Makefile を元の場所に格納する方法は、リビルド最中に
cpコマンドを使用して格納しました
■リビルド手順
①.rpm -rebuild webalizer-2.01.10-0vl3tpu0.src.rpm
②.gd-1.8.3 の Makefile を編集
【編集前】
LIBDIRS=-L. -L/usr/local/lib -L/usr/lib/X11 -L/usr/X11R6/lib
INCLUDEDIRS=-I. -I/usr/local/include -I/usr/include/X11 -I/usr/X11R6/include/X11
【編集後】
LIBDIRS=-L. -L/usr/lib/ -L/usr/local/lib -L/usr/lib/X11 -L/usr/X11R6/lib
INCLUDEDIRS=-I. -I/usr/local/include -I/usr/include/X11 -I/usr/X11R6/include/X11 -I/usr/include/freetype/
赤色の部分を追加しました
【注意】
筆者は、Makefile を事前に修正して作成する方法が不明だったので
一度、リビルドを実行させてエラーになってからMakefileをコピーしてから
編集しました
③.webalizer の Makefile を編集
リビルドを実行するとエラーになるので、エラーになってからMakefileを編集します。
【編集前】
LIBS = -lpng -lpng -lz -lgd -lz -lm
DEFS = -DETCDIR=\”/etc\” -DHAVE_GETOPT_H=1 -DHAVE_MATH_H=1 -DHAVE_PNG=1
【編集後】
LIBS = -lpng -lz -lgd -lz -lm -lttf
DEFS = -DETCDIR=\”/etc\” -DHAVE_GETOPT_H=1 -DHAVE_MATH_H=1 -DHAVE_PNG=1 -DHAVE_TTF=1 -DJAPANESE=1 -DMINI_NLS=1
赤色の部分を追加しました
【注意】
筆者は、Makefile を事前に修正して作成する方法が不明だったので
一度、リビルドを実行させてエラーになってからMakefileをコピーしてから
編集しました
■リビルド後
Makefile を上手に格納場所に格納できるなら10分ほどでリビルドが終わります。
また、以下のソフトが完成しました
webalizer-2.01.10-0vl3tpu0.mipsel.rpm
■debパッケージ化
debパッケージ化 を行う前には、alien環境が必要なので注意してください。
④.alien -d webalizer-2.01.10-0vl3tpu0.mipsel.rpm
webalizer_2.01.10-1_mipsel.deb が完成しました
webalizer 文字化け対策(2)
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この記事を書いている人
よし
某企業のSEとして社会に貢献している状態です。
また、2005年から自宅にサーバを構築するようになり
以下のタイミングで再構築など実施しています。
・玄箱HG(2005年11月~2007年5月)
・OpenMicroServer (2007年5月~2008年7月)
・MP965-D(2008年7月~2011年5月)
・SuperMicro(2011年5月~2014年12月)
・D54250WYB(2014年12月~現在)